練習中、雰囲気が盛り上がってきた時は
皆、気合が出ていますが
そうでない時は
若い子達は基本的に気合を出しません。
なんでだろうと
思っていましたが
もしかして、、
批判はしたくないのですが
某武道の型
めちゃくちゃキレがあり、綺麗で
私は武道の中でも一番クオリティが高く、凄いと思っています。
ただ、トップクラスの選手さんの型は微妙。
鬼気迫った顔をして
気合を「きええええええいいいいやぁぁああ。」
と出して、余韻に浸った後のドヤ顔。
不自然というか
何か、本気で人と勝負する時の表情や顔とは違う様に感じます。
もしかして若い子達
組手でおっさん達が出している気合いに対して、この感覚と同じ感覚を持っているんじゃ。。
それで恥ずかしいと思って気合いを出さないのかも。。
そもそも
気合いを出しながら攻撃するのって
テコンドーや剣道、伝統系空手等のポイント制の競技だけです。
KOを狙う
フルコン空手やキックボクシング
人を殺す時も
恐らく気合いなんて出さないですし
本気で相手を倒す状況で
気合いを出すのはおかしいかもしれません。
いや、これ
馬鹿にする訳でもなく
批判したい訳でもないんです。
型の点数をつける時に
あの表情や気合いの点数が高いのだと思いますが
それは型の本質
本当に人と命懸けの勝負をする人の顔や気合いじゃない様な気がするので
点数の付け方を
見直してあげて欲しいなーと。
因みに
テコンドーの型は
武道性はなく、どちらかというとダンス、フィギュアスケートや新体操に近いので
笑顔で、特に気合いを出さなくて良いと思います。
武道の型を極めるなら、一度
本当に殺し合いをしないと
本物になれない気がするんですよね。
もちろん
そんなんやったら駄目なので
笑顔で活き活き型をする!
これが平和な現代の
型の完成形じゃないんかなーと
思ったりします。