まずは、
努力や練習が報われない理由と【唯一の科学的に正しい努力の方法】
メンタリストだいごさんという方の動画で詳しく説明されています。
https://www.youtube.com/watch?v=wmM85EVTCd8
10分程度と長い動画ですが
良ければ見てみて下さい。
私も上記の動画の内容と同じ考えで、
門下生に無駄な努力をさせない様に気を付けています。
何故かというと
毎日練習して優勝するのと
週1日練習して優勝するの
どっちが良いかというと
間違いなく後者です。
週1日で優勝できると
残りの6日は他の事に時間を使えますし、
社会人になると特にそうで、
無限に時間をかけるのは×
短期間で結果を出すことが求められます。
そういう所から
出来る限り短時間で効率よく
テコンドーを上達して欲しいので
テコンドー以外の分野を調べたり
実際に自分がやってみたり
色々やっています。
「努力は裏切らない!」
良い言葉ですし、私も好きな言葉です。
ただ科学的には間違いの様です。
トップを取る人は
そこまで努力していないケースが多い。
努力でどうにかなる割合が
分野にもよりますが1%~25%程度。
という検証結果が出ている様です。
もちろん、
努力をしなくなると
この1%~25%も掴めなくなるので
努力は絶対にすべきです。
ですが、毎日同じ練習を繰り返すだけだったり、努力を信仰すると失敗する。
そういう事も考え方もできないといません。
今、
リズムトレーニングだとか
体幹トレーニングだとか
をやる道場が増え、
格闘技の世界も練習方法が変わってきました。
(内の練習メニューもそうです。)
ただ、
日本のテコンドーに関していえば
こういうトレーニングは
万人がそこそこのレベルにはなりやすい方法かもしれませんが
世界のトップクラスの選手と勝負しても
勝てる可能性を逆に減らしてしまうんじゃ。。
と、最近思うようになりました。
そこそこ良い勝負ができるようになる練習で
勝つ為の練習じゃない気がします。
(小さい頃からやるなら+要素もあるかもしれませんが、そこそこの年齢からやっても補助程度にしかならない気がします。)
なら、どんな練習が良いねん。
となりますが、
私が現役の若い頃から
やってきたのは
日本一にぎりぎりなれる様な実力じゃ
世界で1回戦、2回戦負けの選手になってしまうので、
ポイントを取るのでなく
相手の体を破壊するテコンドー
をずっとやってきました。
具体的には
相手の蹴りに蹴りを思い切りぶつける。
足の骨を折りにいきます。
(自分の骨が折れる可能性もあり)
それで、社会人になってからテコンドーを始めて
日本一になった選手2人に勝てたので、
そういう感じの考え方、方法が
格上に勝つ唯一の方法じゃないかと思います。
36歳~38歳の頃にも
この方法を試しましたが
本来、コールド負けしてしまう位
動きの良いジュニアMVP選手をKOしました。
(アウェイジャッジにより反則負けにされましたが)
九州チャンピオンの若い選手さん相手に
10対2で負けていましたが、体を潰しに行く方法に切り替えて
20対22まで追い上げました。
他もありますが、
あまり書き過ぎると常識を疑われそう&嫌われそう(もう手遅れ?)なのでこの辺で。
何が言いたいかというと
日本VS世界のテコンドーの結果を見ていると
今の私の実力と若い現役選手さん位の大きな差があると思います。
それを埋める1つの方法が、
ルールを考えた人間の意図を壊すような上記のようなスタイル。
もちろんルールでは反則でなくても
モラル的に良いとは言えないので
相手の体を壊す様な方法を取れ。
とは言えませんが、
外国人がやってるような練習方法をマネしても
理に適った練習をしていても
無駄に終わってしまう可能性が高いので
日本人は日本人の結果が出せる練習方法やスタイルを考えるべきだと思います。