最近、キョルギ(組手)をしたくない子が増えてきた様に感じます。
理由を聞いたら
痛いから、恐いから・・
なるほどです。
ただ、1つ言いたいのは
組手でなくとも
人生
痛い事、恐い事、嫌な事に沢山出くわします。
その度に逃げていては
いつまで経っても
不平不満が無くならず
満足いく人生を歩めません。
いつかは立ち向かい
戦わないと。。
その為に「組手」は最高のトレーニングになります!
組手以外に弱い心を鍛える方法は?
テコンドーでは
基本練習の他に、ミット蹴りや型、演舞などありますが
これを10年やっても
最終的に組手をしないと
満足いく心の強さは手に入れられないと思います。
基本、ミット蹴り、型は
強度を上げるとしんどいですが
恐くはありません。
組手は
・痛み
・恐怖
・後輩に負けたら面子が潰れる
など、逃げ出したくなる要素が盛り沢山です。
なので嫌いになってしまう子が多いのも分かりますが
その分、立ち向かっていける様になると
心が強くなります!
組手をする意味
組手をする一番の目的は
上記で書かせて頂いた様に
自分の弱い心に打ち勝てる心の強さを身につける為です!
恐いと思うのは仕方のない事ですが
恐いながらも組手に参加するだけでも大きな前進ですし、
相手と対峙して、防御に徹する、避けることに徹する所からでも良いと思います。
別に負けても良いです。
勝ち負けよりも、相手に向かっていける事が大事です!
組手相手の選び方
自分より小さい子
明らかに自分より弱い子ばかりを選んで組手をする。
手加減してくれる大人とばかりやってしまう子。
これはやってるフリをした逃げです。
また、弱い相手には強度を上げて
強い相手には強度を下げる子がたまにいますが、これは最低な虐めです。
強くなりたいなら
対戦相手の選び方をよく考えて下さい。
されど時代の風潮
それでも痛いのは嫌。
という子もいると思います。
ただ、よく考えて下さい。
叩かれる痛さと
何かに怯えて生きたり、嫌な事から目を背けたまま生きていく人生
後者の方が100倍
苦痛じゃないですか?
今の時代、
嫌なら逃げても良いんだよ。
逃げるのは恥じゃない。
ジャムおじさんだよ。
ほら、(まだ使えそうだけど)新しい顔が出来上がったよ。
と、甘い事を言わないいけない風潮があるので
皆優しい言葉を囁きますが、
本当に優しいならこんな事は言いません。
(逃げても良いのが正しいケースは余程の時だけ。)
冒頭でも書きましたが
人間、いつかは苦痛、困難に立ち向かえる様にならないと。
自分を好きになれる
人生楽しいと思える様になるのは
この辺を克服した時だと思います。
なので組手をガンガンやれ!
というのは無茶なので言いませんが
上段なしの組手、寸止めの組手を入れたり
工夫しますので、
徐々にでもできる様に頑張って下さい!
大人の方は
仕事や家事、子育てが戦場。
勝負の場なので
組手は興味がないなら
やらなくても良いと思います。
★テコンドー道場紹介★
私の師範の道場。
長居、尼崎にあります!
■融心館(八尾)
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