理由は様々だと思いますが、一つの理由として
負けると周りへの面子が保てない。
私は30歳で一応引退し、
5年ほど試合に出ていませんでしたが、半年前から試合に復帰しました。
理由は、今のルールを直に感じて指導に活かさないと生徒が成長しない。と感じたから。
もう1つは
勝てないかも知れない
と思ってしまったからです。
その予想通り、
試合復帰一戦目はボロ負け、
そこから今のルールに対応する方法を考え、勝ったり負けたり、平凡な結果です。
ただ、出場して良かったと思っています。
負けていなければ、昔の栄光をにすがり、自信満々で
的を得ていない指導ばかりしていたと思いますし、
新しいスタイルを練習に取り入れる事もなかったと思います。
また、出場できた理由は門下生や親御さんのおかげです。
私が負けて
指導員やのに負けて情けない奴やな。
みたいな見方をするような門下生、親御さんなら、
その気持ちを汲んで、試合には出場すべきでないと思いますが、
逆に、勝って当たり前、負けて面子が潰れるような事を承知で、
目的の為に試合に出場する心意気を讃えてくれる人ばかりなので出場できました。
面子や体裁を気にして
チャレンジしなくなるのは勿体ないと思います。
リスクを恐れず、プラスになる行動をしないと成長は望めません。
そういえば、融心館(私が教えてもらっている道場)の先輩方、引退しても復帰して試合に出場したり、
今でも出場していたり、すごいなと思います。
更に、それで良い試合をしたり、結果を出しています。
私もそれを見習い、頑張り続けたいと思います。