年を取って上達する部分はありますが、若い子と勝負して勝てるケースがどの競技でも割合として殆どないという事はそういう事だと思います。
ただ、可能性がゼロではないので
ゼロになるまでは諦めるのでなく
可能性を上げる作業はしたいところです。
若い人は真面目にテコンドーをするのが大事。
年とった人はそれをするだけでは、ほぼ確実に日本一、世界一になれないので、
例えば
相撲が得意であれば、プッシングしてコートの端まで相手を持っていき、下手糞でも良いのでパンチか蹴りで押し出す。
これなら1000点取られても10回押し出したら勝ちなので、素人がオリンピック選手に勝てる可能性があります。
空手の人がパンチで相手の骨を折る。
これも同じような理由で素人でもトップを狙える方法です。
先日の試合はそういう方向性でやってみましたが、駄目でした。
(相手選手さん、そんなやり方をしたのに有効的な関係になって頂き感謝しています。)
予選をぎりぎり勝ち上がれたとしても、本戦は世界レベルの選手さんがチラホラいるので、コールド負けは見えています。
最後までセコンドのアドバイスを無視して(尾木君ごめんな)プッシングからの蹴りだけを続けましたが、反則10回取られて18対23位?
途中でストップ。
ただ、次回まだそっち系のやり方で試したい事があるので、まだそういう試合をします。
試合は試し合い。
強くなる為に試す事が大事。
勝負は勝ちと負け。
どんな手を使ってでも勝ちにいくのが大事。
今のルール、今の体では私が日本一、世界一になれる武器が全くないので、勉強だと思っています。
いつか勝ちにいく勝負していけるよう、今の自分のスペックで一番になれるような方法を考えたいと思います。
話は変わりますが、そういうことをするのも、テコンドー。
組手はどんどん若い子が有利なルールになっているんですよね。
型も新しく発表されたのは新体操みたいな陳腐な物(新体操が陳腐でなく、レベルの低い新体操の真似みたいな型という意味で)になり、年寄りがどんどん端に追いやられるような感じになってきてます。
とても生涯スポーツとはいえないので、年寄りが若い世代に勝てる事例を作っていき、若い世代、我々年寄り、多少なりとも誰にでも可能性のあるスポーツだと思ってもらえるようにしていくのが今後の目標です。