私が審判員を止めてる理由

私が審判員を止めてる理由

10年以上
テコンドーの審判をさせて頂きましたが
昨年から審判を断らせて頂いています。

何故かというと
審判員が増えてほしいから
です。

沢山お世話になったので、
テコンドーに貢献できればと
10年以上審判をさせて頂きましたが
このまま私が続けさせて貰うのはあまり良くないなと。

若い世代が審判を引き継ぎ、
私みたいな年寄りは審判を引退。
そういう流れが出来るのがベストです。
審判だけでなく何事においても。

ですが実際は
ずっと年寄りが審判をし、
若い世代は審判員を避ける時期が続いています。

原因は明白!
労力に見合った給料がきちんとでないから!

そりゃ、
選手は道場に
月謝を支払い、協会費、試合の出場費も支払ってるのに、ボランティアをしろと言うのは無理がありますよね。

(私は給料なしでも良いです。無料で出稽古させて貰ったりなど恩があり、それを返すのは当たり前なので。。
ただ、そういうのがない人にボランティアを求めるのは不可能。)

また
ジャッジミスすると
こっちこいや。内の息子がどれだけ練習したのか知ってるんか。〇したる。
だとか脅迫される話も聞きますし、ヤジも飛びます。

Youtubeにもミスジャッジのシーンをアップされます。

しかも朝から晩までほぼ休憩なし。
それで給料が3000円~5000円。
凄く良い時は10000円。

公式大会の金額は違いますが、それでもボランティアレベルです。

そんな労力とリスクを負って
ボランティアで頑張ってくれているのが今の審判員の方々です。
素晴らしいと思います。

ただ、ボランティアを続けると
これからも待遇や状況が改善されないので
あまり善意で動くのはどうかなーと。。

私個人的には
講習を月1開催し、交通費や講習費を審判員が支払うのでなく、協会が仕事として給料を出す。
試合時のジャッジは交通費別で日当2万〜3万円が妥当な所だと思います。

もちろん、ジャッジミス
ヘタ糞な審判すると
審判員の権利を剥奪する。

プロ化ですよね。

そうするのが
選手にとっても、審判員にしても1番ベストな方法だと思います。

ゆくゆくは
機械がジャッジするようになっていくので
人間の審判は必要なくなりますが

それまでは、毎年取られる
協会費6000円(税抜き)を一部の選手の遠征費だとか強化に充てるよりも
まずは初心者の子達が安心して出れる試合になるように審判員の育成。
(もちろん、ミスジャッジのクレームは聞き入れる。試合の出場費を支払っている人に対して当然の対応です。)

これからテコンドーをずっとやっていこうと沢山の人に思って貰えることに
お金を使っていく事を望みます。

また、協会費をどう使っているかは
皆から集めてるお金なので、1円単位まで使った費用を公式HPにでも載せてオープンに!

そうするとテコンドー人口が増え、協会費も増えるので、
強化選手さん達の遠征費だとかも
もっと賄えるようになっていくと思います。

今のままじゃ、協会費
一般のテコンドー会員からすると
支払っても自分に還元されていないので
進んで支払おうという気にはなれない人が大半。

公式大会に出場していない選手以外の人は支払ってないと思います。

話が逸れましたが
そういう理由から
審判をするはキチンとした報酬がでない限りは
長い目で見るとマイナスになる事の方が多いので、
やるのは良く考えないといけないなと思います。

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大阪(京橋・桃谷)でテコンドー教室を代表(新島)のブログです。 主にテコンドー、教育に関する事などをブログにしています。 ご興味がございましたら気軽にコメント、道場にも足を運んで頂けると嬉しいです!

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