「アイデア出して。」
だとか、
「自分で考えて。」
というと、すぐ人に聞こうとしたり、教えて貰ってないから分からん。
と言ったり思考停止する子が多いように思えます。
今後、社会に出たら
そういう言われた事しかこなせない努力型はもっと死んでいきます。機械が全部そういう仕事をするので。
アイデアを生み出せる人。
新しい事を発見できる人。
人の心を掴むのが得意な人。
コミュニケーション能力が高い人。
が裕福に暮らせる時代になると思います。
昨日行った
何でもあり大会(先に相手に触れた方が勝ち。武器など使用可)
皆、楽しんで必死にやっていました。
今回の試合で良かったのは、武器どころか、
ゴキブリを投げつけたり、色々な工夫が見られました事です。
そういう可能性の幅を広げれる、考えれる頭を養う競技にしたいと思います。
また、遊びながら、楽しみながらやるのは子供はもちろん、大人にこそ必要かなと思います。
理由は、長文になりますが、他の人のブログ(子供のやる気を引き出すには?)を、見てもらえれば理解してもらえると思います。
今後、
しんどい練習
楽しんでやる練習
どちらとも混ぜていきたいと思います。
他の人のブログ転載
↓
「子どものやる気を引き出す教育」と耳にされた方も多いと思います。
俺が感じる違和感は、子どもより大人の方がやる気がないよね?、ってこと。
どちらかといえば、子どもはやる気の塊で、興味があることは徹底的にやり続けます。
例えば、蝉の抜け殻を手にして、一人で怪獣ショーを真剣にしたり、コレクションにしたりと、子ども達のやる気は計り知れません。
それに引き換え大人はどうか?というと、仕事は嫌々、趣味も特にありません、という無表情な人間がいかに多いことか。
こういう大人が『子どものやる気を引き出したい!』というのは実にシュールな光景です。
子どものやる気を引き出すのではなく、そもそも、子どものやる気を奪っているのはそんな大人ではないですか?という根本的な矛盾があるわけです。
「やる気を引き出す教育」というのは、主に勉強をしない子どもをいかに勉強させるのか?という主眼が強いように感じます。
確かに、勉強はとても大切で、できないよりは、できた方がお子さんのためになると思います。
よく「大学なんか卒業しても意味ねーよ」みたいなことが言われますが、それは少し極論です。
なぜなら、世の中で活躍されている方をざっと見渡すと、やはり学歴の高い方が多いのが事実としてあるからです。
なかには、小卒や中卒で大活躍をされている方もいますが、全体からみると非常に少数だと言わざるを得ません。
イギリスの哲学者、フランシス・ベーコンが『知は力なり』という言葉を残しましたが、まさしくその通りです。
ポイントその一は、勉強はできないより、できた方がいい、と客観的なデータから言えるということ。そして、大人の方がやる気が低いということです。
続いて、今回の主題である「子どものやる気を引き出す教育」についてですが、大前提となる大切なポイントは『人は興味があることしか、やる気が出ない』ということ。
うちの会社では、企業研修やコーチングなどを行っていますが、人事部や教育担当の方がまず口を揃えて言うことは、『社員のモチベーションを上げて欲しい』ということ。
これは言い換えれば、『やる気が出ない仕事をしています、どうすればいいですか?』と言っているのと同じことです。
例えば、1年365日、毎日8時間、靴を履いて、すぐ脱ぐことを繰り返すだけの仕事があったとします。
どこに収益ポイントがあるかは一旦、置いといて、ずっと靴を履いて脱ぐだけの仕事です。
おそらく、この仕事に情熱をかけられる人はまずいないでしょう。
俺も学生時代に、ベルトコンベヤーで流れてくるクリスマスケーキに10時間ひたすらイチゴを乗せ続けるだけの仕事をしたことがありますが、わずか1日でノイローゼになりかけてすぐに辞めました(苦笑)
例えば、山崎パン工場の工場長から、うちの社員はみんなやる気がない!どうすればいいんだ?と相談されたとしても、それは構造的に無理があるとしか言えません。
もちろん、一時的なインセンティブでやる気を起こすことは可能ですが、それを継続させることは構造的に変えるしか方法がありません。
弊社では『企業風土を変える』と言っていますが、根本から変えるしかないのです。
ここから話の核心に入っていきますが、日本の多くの企業が悩む「社員のモチベーションを上げたい」というのは、本質的な誤解があります。
なぜなら、興味がないことに、やる気が出せるのであれば、それは人として、生物として、致命的な欠陥があると言わざるを得ないからです。
子どもの教育もまさしく同じで、興味がないことにやる気が出ないのは当たり前のこと。実に自然な流れです。
間違っても、強要したり、怒ったりしないのが基本になります。
ますます、やる気が出なくなるので注意が必要です。
あと大切なことは、褒めるポイントを間違わないこと。
褒めるポイントは、子どもが努力したこと、行動に対して褒めるのが有効です。
子どもは純粋ですから、なんでもかんでも褒めていたら、褒められるために行動をするようになります。
これは非常に危険で、結果として子どもの主体性を奪う原因になりかねません。
つまり、褒められるために行動をするので、承認欲求の強い子に育つ可能性が高くなるからです。
会社でいえば、上司がいる時だけ、仕事をしますが、上司がいなければネットサーフィンをして終わります。
最後に、究極的に子どもやる気を出す方法が1つだけあるので、ご紹介したいと思います。
俺はこれ以上の教育を知りません。
その方法とは『親が人生を思いっきり楽しんでいる』ということ。
コーチング的にいえば、親が現状の外にゴールを設定して、心の底から人生を楽しんでいる状態です。
子どもは必ず親の背中を見て育つので、親が心の底からハッピーなのであれば、それは必ず子どもに伝わります。
誤解を恐れずにいうと、企業セミナーでも「社員のやる気を出したい!」と言っている教育担当者自身にやる気がありません。
下手をすれば、社長自らが、社員をただの駒だと考え、自分は頑張らずに、駒を働かせて楽をしようという人も少なくないのです。
もちろん全員ではありませんが、本質的に子育てもこれと同じと考えてもらえれば、わかり易いと思います。
まずは親が人生を思いっきり楽しむこと。
これ以上の教育はありません。
子どもはそんなイキイキとしている親を見て、自尊心が上がり、人生は楽しんだ!と確信することができます。
親を本当に尊敬の対象としてみる子どもは、親を指針として、幸せな人生を強く進んでいくことができます。
会社であれば、トップに情熱があること。
社長に情熱がないのに、社員にだけやる気を求めるのは都合が良すぎるからです。
親もそれと同じで、人生を思いっきり楽しんでいること。
すると子どもは、自分もそうなりたい!と強く願い、そして自分もそうなれる!と構造的に確信することができます。
これが教育の本質にあるので、無理にやる気を向上させ、結局、子どもが苦しむような過ちが起きないことを願っています。