「基本」の考え方
基本とは、上達する為
昔の人が考えたプログラムの1つ。
間違っている可能性もあると考え、稽古に望まないと
基本をしている=安心
と、考える努力を怠る代物になってしまいます。
但し、非常に重要な物だとも思います。
分野にもよりますが、何年間かは、
先人、教えてくれる先生の言葉を素直に聞いて、学ぶのが上達する近道です。
沢山の人が長年かけて導き出した答え(基本)を知れるのはすごくラッキーな事です。
やってみるに越したことはありません。
但し、それが100%正解かと言われると、そうでないと思います。
後に続くものが、もっと良くなるように考えていかないと進歩、進化がありません。
また、そもそも
基本とは人によって異なる物だと思います。
ルールが変われば基本も変わらざるを得ません。
例えば
身長が高い人は、リーチを活かした方法を
身長が低い人は、懐に入る方法を
身長が高い人が懐に入る技術を覚えても、あんまり意味がありません。
他にも
筋力、骨格、性別。
基本という物が上達する為の物であると考えるなら、答えは複数あって然るべきだと思います。
なので、僕の教え方は、
便宜上「基本」という言葉を使えど、
一般的な「基本」とは考え方が異なります。
その子にあった「基本」を作る事から始まります。